山村暮鳥デジタルアーカイブについて


 山村暮鳥デジタルアーカイブでは、暮鳥会に寄託・寄贈されている山村暮鳥関係の資料を画像データとして公開しています。

 デジタルアーカイブの元となっている資料は、土田家から暮鳥会へ寄託された「暮鳥会寄託資料」(総計1140件,6328点)、および、土田家から暮鳥会へ寄贈された「暮鳥会寄贈資料」からなり、直筆原稿、説教メモ(山村暮鳥が説教の際に使用したと思われるメモ類)、原稿校正刷、手紙、写真、蔵書、遺品、没後資料など、貴重な資料が多数含まれています。

 「暮鳥会寄託資料」については、現在、茨城県立図書館の貴重書庫に保管されています。
 「暮鳥会寄贈資料」は、2012年に土田家より暮鳥会に寄贈された新資料です。こちらについては、竹本寛秋「山村暮鳥の自筆資料をめぐって——草稿、創作ノート、説教メモ——」(『日本近代文学』92集 2015.5)を参照してください。

 山村暮鳥関係の一次資料については、他にも群馬県立土屋文明記念文学館が多く所蔵しています。そちらについては『山村暮鳥 資料目録/大手拓次 資料目録』(群馬県立土屋文明記念文学館 2002)、および、吉田佳代子編「山村暮鳥資料目録【改訂版】特別資料編」(『紀要「風」』18号 群馬県立土屋文明記念文学館 2015)を参照してください。

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updated: 2016.09.02